テア・フォン・ハルボウの小説版『メトロポリス』めちゃめちゃイイです。

(すみません、ここから寝言です。)
父デューイはフレーデルセンでありロートヴァングであり、息子ヒューイはフレーデルセンの死んだ妻ヘルのようにもロートヴァングが作りあげた機械人間マリアのようにも思える。

以下ネタバレあり引用です。(酒寄進一 訳/中公文庫)

ヘルがフレーデルセンに宛てた手紙。
わたしは神に召されます。〔……〕わたしは、永遠の至福と引き替えにしてでも、わたしの心をあなたに捧げるために聖書からふたつの言葉を使う許しを神様に乞うつもりです。ひとつは、我は汝を常に愛しきたれり。もうひとつは、我はこの世の終わりまで日々、汝の傍らにいませり! ヘル
「我は汝を常に愛しきたれり」「我はこの世の終わりまで日々、汝の傍らにいませり」ってめちゃめちゃヒューイの父に対する愛に思いませんか⁈

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